THE NEW MASTERSOUNDS 「Keb Darge Presents...」
ファンキーでグルーヴィ。ハモンドオルガンに目のない人はチェックして損はしないでしょう。THE NEW MASTERSOUNDS は ジャズギタリストの Eddie Roberts によって 1999年にイギリスで結成された ジャズファンクロックバンド。Eddie は以前から THE THREE DEUCES などでもハモンドオルガンとカッティングギターフィーチャーしたサウンドを作ってきていたが、THE NEW MASTERSOUNDS では大きくファンクの要素を取り入れている。
THE NEW MASTERSOUNDS は 2000 年に 7 インチシングル 「One Note Brown」 でデビュー。以降シングルを連発しながら 2001年10月にイギリスの大物 DJ Keb Darge によってファーストアルバム 「Keb Darge Presents The New Mastersounds」 をリリース。
ハードディスクレコーディングが浸透し始めた 21 世紀にもかかわらず徹底的にアナログにこだわった音つくり、ゲストボーカルを迎えてレコーディングされた "Stay on The Groove" の黒さ、そしてこの短い文章の中で何回も書いてきたように身体を揺り動かされるファンクネスがリスナーの耳を支配する。
ファーストアルバムの 1 曲目に収録されている "Nervous" は THE NEW MASTERSOUNDS の方向性を見事に体現していてもうこれだけをリピートしていても飽きないのだが、そのほかの収録曲も負け劣らず高い次元でジャズとファンクとロックの融合を果たしているので結局はアルバム一枚を通して何回も聴いてしまう。
こんなにも名盤なのにあっさりと廃盤になってしまってガックリしていたら、いつのまにかジャケットを代えて Cooker Records から再発されてました(上のジャケットはオリジナルバージョン)。
2003 年 10 月に出たセカンドアルバム 「Be Your Self」 ではホーンセクションがほぼ全面的に取り除かれてファンクっぽさは減少したがそれでもまだ充分にファンキーなジャズロックを聴かせてくれる。ちなみにこのアルバムは彼らが設立した One Note Records からのリリースで、数曲でゲストを数人迎えているほかはメンバー 4人で製作をしているため、ジャケットには NMS4 の文字が入っている。
ファーストの時はアナログレコードで聴きたいアルバムだったが、セカンドではまぁ、CD でもいいかな、と感じた。良い悪いではなく、メンバー自身がそういう心意気でサウンドプロダクションをおこなったのだと思う。実際セカンドはアナログ盤はまだリリースされていないようだし。
なんだかんだ言って個人的に今一番ライブを観たいバンド。フジロックとかに来てくれたら最高なんだけどなぁ。彼らの音楽をまだ知らない人は、オフィシャルサイトにある mp3 を聴いて欲しい。
THE NEW MASTERSOUNDS 「Keb Darge Presents The New Mastersounds」
- Nervous
- Drop It Down
- Gt
- Turn This Thing Around
- Miracles
- Python
- Hot Dog
- Stay On The Groove
- So Many Pies
- Coffee Providers
- Rooster
- Bondo Sama
- One Note Brown
- It's All Right Now
再発されたバージョンではクレジットに載っていませんが 8 曲目に "Stay On The Groove" がちゃんと収録されているので全 14 トラックになります。
- THE NEW MASTERSOUNDS オフィシャルサイト
- One Note Records





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