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2004.02.02

CD の適正価格 韓国の場合

輸入権についてこのサイトでも何回か書いた。アジア諸国で生産・販売されている邦楽の CD は日本の販売価格の半額くらいなので、その価格差を利用する CD の輸入販売を禁止する法律だ。CD 自体は正規ライセンス商品だから売れれば売れるだけアーティストに印税も入る。ちゃんと著作権保護されているわけだ。しかし、アーティストの利益を守るために出来の悪いコピーコントロール技術を導入しているレコード会社は、それでもなお、輸入権を成立させたいらしい。

音楽配信メモ で興味深い事実が指摘されていた。最近ようやく韓国で日本の音楽の販売が解禁され、いろんなアーティストが CD をリリースしたりライブ活動を始めたのはニュースにもなったが、こんなところにもあったCDの「内外価格差」 という記事で、平井堅 の 「Life Is...」 は韓国で 1万2400ウォン、日本円にして 1100円程度で販売されているということがわかった。日本での価格は 2913円だから単純に考えて 6割引だ。日本の消費者はそれだけ高い CD を買わされているという事はわかる。

もちろん、日本と韓国では物価が違うという意見もあるだろう。でも、日本と物価があまり変わらないアメリカでも CD は平均すると 15ドルくらいだろう。安いものは新譜でも 10ドルくらいでアルバムを買える。日本盤でも洋楽の多くは 2500円で売ってるし、最近では期間限定とはいえ 1980円なんてタイトルもでてきている。それでもまだ輸入盤のほうが安いのだけれど・・・。

韓国で 1100円で売って利益があるのなら日本でももっと安く出来るはずじゃないのか?日本で人件費や物流に掛かるコストは 1800円も必要なの?少なくとも日本のレコード会社はいま、アルバム 1枚につき 1800円の余分な出費を日本の消費者に払わせているわけだ。そして輸入権が本格的にまとまってしまったら、海外産の邦楽 CD だけでなく、いままで安く販売されていた洋楽の CD にも輸入権料というモノを課してしまうこともできるようになるらしい。自分達の売っている価格の高い CD に海外の安価な CD の値段も日本国内で高めに調節してしまおうとしているのだ。

音楽ソフトが売れないと CCCD を導入したり、輸入権の名のもとに値段をコントロールしようとしている。ぼくたち消費者は、日本盤の CD の値段が不当に高いと知っているのに、どうしようもないんだ。これからも好きなアーティストの音楽を聴くためにはレコード会社の決めたべらぼーな金額を払わなきゃいけないなんて・・・、こんな理不尽な話ってあるかい?

- 音楽配信メモ [ ネタ元 ]
- 輸入盤を「非合法化」する著作権法改正 [ CNET Japan ]
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 色んなトコロで「海外のCDは安くて、それを輸入されると儲けがへっちゃう」なんてたわけた事を言っている某糞団体に腹がたってしょうがない人生の負け組です。コンバン... [Read More]

Tracked on 2004.03.03 at 02:44

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