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2004.02.10

トラックバックを受ける側の心理

トラックバックを送るということは相手に招待状を送ることではないのか、と思った。

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1週間ほど前に Google 検索窓 関連記事へのトラックバックについてのお知らせ という記事を書いた。検索窓設置に関するエントリーにたくさんトラックバックが送られてきて困っちゃう!っていう記事です。それについて補足、というか、最近そのことがアタマの中でぐるぐるしているので整理する意味もあったりして。もちろん、これはわたし個人の意見です。そのことは留意して読んでください。・・・・・・ほんとはこんなメタブログなんてやりたくないんだけどなぁ。

まず、トラックバックを送る主な理由として
 1. その記事を参考にした
 2. さらにそのテーマを広げている
 3. 同じ話題を扱っている記事を書いた
というのがあるんじゃないかと。スパムは死んでください。

うちの場合、上にも書いたように検索窓関係に関しては圧倒的に 1. その記事を参考にした というトラックバックが多いです。んで、トラックバックをもらったのでそっちを覗きにいくと、極端な場合だと 「いかんともしがたいを参考に設置しました」 という一文だけの場合がある。

最初はうれしかったトラックバックもこういうものばかりだと 「ア、ソウデスカ」 としか感じなってくる。というのもわたしの場合、トラックバック元に 2. さらにそのテーマを広げている という部分を求めてしまうから。短いセンテンスだけならコメントでいいじゃん!と思ってしまうから。

トラックバックというのは、ある記事にインスパイアされて記事を書き、それをフィードバックするために使うものだと思っています。これが前にも書いたわたしの求めるトラックバックによる記事の発展性。そういう記事が連鎖していれば書いていても読んでいても楽しいに違いない!

ここでコメントとトラックバックの違いについて個人的見解を。

わたしのアタマの中には トラックバック>コメント という不等式があります。トラックバックとは違って、コメントは記事に対する感想などの短いセンテンス、だと思っているからです。じゃぁ、コメント欄で感想書いて最後にリンク張っているのと、ブログで感想書いてトラックバック送るのと何が違うの?って思いません?両方とも同じエントリーにぶら下がって相手先に行けるようになっているじゃん!と。

その点では差異はないように見えるんだけど、やっぱり違うんですよ。

トラックバックが来たのを知るコメントが書かれたのを知る
該当のエントリーをチェック該当のエントリーでコメントを読む
トラックバック元に飛んで記事を読む

というようにトラックバックの場合は相手の文章を読むまでの工程がひとつ増えるわけです。それがコメントとは違うプラスアルファを求める原因になっていると思います。(←管理画面から直接トラックバック元に飛んでいくひとは気にしないでね。)

あと、いま書きながら思い付いたんだけど、コメントとトラックバックはホームグラウンドとアウェイの関係 にあると思う。コメントもらう場合はホームだから 「ようこそいらっしゃいました」 という感覚で受け止めることができる。でも、トラックバックはそうじゃない。相手先(アウェイ)に乗り込む(というほどの意気込みはないけれど)必要がある。

別の言い方をすると、トラックバックの場合は招待状を送られてきた感じ。「こんなのもあるから見に来てネ」 っていう招待状。もちろん、誘われるとうれしいから出かけていくわけですよ、トラックバック元に。で、招待状片手に訪問してもたいして相手にしてもらえない(発展性がない)と、「あれ?おれ、なんでここにいるんだろ?」 って思っちゃう。

さらに困っちゃうのはトラックバック元にこっちへのリンクも言及すらない場合。遊びに行っても相手にしてもらえないサミシサ。「じゃぁなんでこんな招待状を寄越したのさ?」 って感情的に凹んでしまう。ちょっと後味の悪さを感じつつブラウザを閉じるんだけど、「でもこのヒトはおれの文章を読んでくれてるんだよなぁ、ありがたいよなぁ」 なんて変な風にココロの中で葛藤しちゃったりしてもうたいへん。

知恵熱出しながら考えてると 「ひょっとしてこっちから折り返しのトラックバックを期待されているんだろうか?そうすればカタチ上は相互リンクにはなるし・・・・・・?」 なんてとこまで思考は飛んでいきます。しませんけどね、そういうトラックバックなんて絶対に。

そんなわけで トラックバック = インビテーション(招待状)説 をここにぶち上げます。トラックバックを送るときは相手先のオーナーや流れてくる読者をもてなす記事を書いておくべきじゃないかと。それが、招待する側の心構えじゃないかと。わたしはそれを言いたい(ドン、と机を叩く)!

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2月に入って 12-13個トラックバックを頂いたんですが、半分くらいが 「ア、ソウデスカ」 で、その半分にはこっちへの言及すらなかったんで、最近は相手先へのリンクを張らない一方通行のトラックバックが流行しているんだなぁと実感しています。

別にリンクのないトラックバックを否定するわけではないけど、おれだったら絶対にやんないね、そういうことは。文中にリンク張ったり、後ろに関連リンクみたいなカタチで記述したりする。そんなメンドクサイことじゃないじゃん。a タグ記述するのって。リンクコメントトラックバック引用転載すべてオーケーとかいっときながらこういういこと書くと嫌われそうでいやだなぁ。でも、ま、しょうがないか。そう感じちゃったんだから。こういう考え方もあるってことを知っておいてください。

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この記事のインスピレーションの元となったのは Google 検索窓 関連記事へのトラックバックについてのお知らせ からはじまった むいむい星人の寝言しののめ さんとの意見交換したことです。しののめさんのところでは興味深いエントリーがあるので紹介しておきます。
トラックバックかコメントか
トラックバックかコメントか・2
トラックバックを考えるリンク集

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関連リンク
- TrackBackによってあなたの評価は上がってますか? [ Artifact / 2004.05.24追加 ]
- infinity [ intp さんが移転してました / 関連エントリーはカテゴリー BLOG関連 に ]

関連エントリー
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- 受信したトラックバックを採点したいんです [2005.02.02]

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