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2005.06.25

Foo Fighters の CCCD はアメリカでどう捉えられているのか?

6月14日に発売された FOO FIGHTERS のニューアルバム 「In Your Honor」 の US 盤は XCP というコピーコントロール技術を採用しているわけですが、果たしてアメリカのリスナーはこのことをどのように考えているのでしょうか。気になったので FOO FIGHTERS のオフィシャルサイトにあるフォーラムを覗いてみました。

海外ではコピーコントロール CD のことを Copy Protected CD と呼ぶんですが、このエントリーでは便宜上日本でよく使われている CCCD という名称を使用しています。FOO FIGHTERS のアルバムで採用されているのは XCP という技術で、下記のサイトで詳しく説明されています。

- XCP Aurora
- Media Max Customer Care
- Media Max Customer Care - Portable Device Concerns?

発売前にフォーラムをチェックしたときにはほとんど話題になっておらず、アメリカでは CCCD の情報がほとんど知られていない感じがしたのですが、今日ふたたびフォーラムを見てみると CCCD に関するスレッドが立ってました。しかも Sticky スレッドとして常にトップに表示されるようになってます。日本のアーティストが CCCD 関連の話題が出てくるとすぐに掲示板を閉鎖してきたのに比べるとずいぶんとオープンな感じがしますね。

- In Your Honor--Copy Protected CD Discussion
- Ipod Issues

XCP 仕様の CCCD をリッピングをしても出来上がったファイルが傷だらけの CD のように音飛びしまくるとのこと。ただし、Mac では普通にリッピングできるようですし、Windows マシンでもリッピングできたとの報告もあるので CD/DVD ドライブや使用するソフトによってコピープロテクトを回避できる可能性もあります。

書き込み数が多いのでザッと読んでみただけですが、「アルバムを購入しても mp3 などにエンコードできないのであれば BitTottrent でファイルを入手してやる」 や 「DRM のゆるい iTMS でアルバムを購入する」 とか CCCD に否定的な意見が多く書き込まれていて、他にも 「CCCD 仕様のアルバムは絶対に購入しない!」 や 「US 盤ではなく UK 盤をオーダーする!」 という人もいるようですね。国は違えどアンチ CCCD 派の考えることは同じということです。CCCD であることをもっと大きく見える場所に表示するべきだという意見もありました。

気になったのはアメリカ国内でも販売店によっては普通にリッピングできるアルバムを売っているという書き込みですが、たぶんこれは勘違いでしょう。いかに小売店が強いとはいえレコード会社がそこまで譲歩するとも思えません。一部だけ優遇すると他の販売店に訴えられるかもしれませんしね。

調べてみると 「In Your Honor」 の発売日にあたる 6月14日の LA Times に 「CDs to Restrict Copying of Songs」 という記事が掲載されてました。それによると EMI グループもアメリカで CCCD を採用するようです (現在でもプロモ盤ですでに採用されている様子)。

【追記】
17日付けの ITmedia の Sony BMG、新技術のコピー防止CDをリリース というニュースも参照してください。
【追記終】

日本盤も UK/EU 盤も CCCD だけど US 盤は安心、という神話はあっという間に崩れてしまいましたね。アルバムを買うときはいろんな下調べが必要になりそうです。

関連エントリー
- Refuse CCCD INDEX

関連リンク
- FOO FIGHTERS
- Sony BMGが新しいコピー防止技術を密かに市場テスト中 @ whatsmyscene
- Analysis of the MediaMax CD3 Copy-Prevention System - XCP ではなく MediaMax のページ
- MediaMax protected CD online @ p2pnet.net

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